2012-04-05

ジースゥの話2

昨日の続き。

つまり担ぐと、こういうこと?
そして後ろから見るとこんな姿(なのだろう)。
この写真で分かるかな、大きさ!そのカルトン、重量も立派で、2人で精一杯運んでいました。
なんてったって彼女の力作が詰まってますから。


ジースゥはパリのプレパ(日本で言う予備校のようなもの)に通っている。フランス語も勉強中。一生懸命自分で言葉を探して話していた。



韓国人の女の子、逞しいなぁって思った。

他分野はどうか知らないけど、美術学校にはけっこう韓国人留学生が多い(と聞く)。そしてほとんどが女の子。私がナントで出会った韓国人に関して言えば、彼女たちはとてもガッツがある。メラメラしてる。負けん気が強いというのかしら。

ジースゥも例外なく、エネルギーに満ちあふれていて
なんだかこちらが応援したくなるような。そんな気持ちにさせられるのだ。



彼女のフランス語を聞きながら思い出したのが、
私がはじめてフランスに来て1ヶ月間過ごしたボルドー。そしてホストファミリー!

ファミリー、とは言っても旦那を昔に亡くした、陽気でカッチョ良い素敵なマダム。彼女とは今でも連絡を取り合ってて、偶然にも来週私に会いにナントに来てくれるかもしれない(!)


彼女にとっても、1ヶ月間フランス語も英語も話せないハタチのムスメを受け入れるのは容易ではなかっただろう。(私が受け入れ側だったらどうしたんだろう・・・)
でも私は私なりに精一杯で、ジースゥのようにそれでも自分で出来ることはしようと、一生懸命だったのは少しでも伝わったのかも知れない。だから今でも繋がっているし、私は彼女が大好きなのだ!!^^


ボルドーに行ったのが人生初の海外旅行で、一人旅。
あのマダムに会ってなかったらフランスにまた来ようとは思ってなかったかも。


こうやって、たまたまジースゥという外国人の女の子をお世話する機会を得て、昔の自分を顧みることが出来た。
私も相方も、二人して子どもの受験を心配する親みたいだった(笑)すごい変な感じ。


また会いたいなぁと思わせてくれるジースゥ。
どうか良い結果が彼女に舞い降りますように。



シュークリーム作った!
カスタードクリームも意外に簡単とできて、美味しかったです。



迷惑をかけてばっかりではなく、こうして少しでも人のためになれたことが嬉しい。

海外に住むって、たった1人だけではなかなか出来ない。
結局人の助けがいっぱい必要になる。
それは当然のことであって、人に迷惑をかけないことは結局出来ないのだから、その恩返しとして代わりに少しでも多くの人のために色々出来ればと思います。


言葉で言うのは簡単。
無理せず少しずつ、少しずつ ^^

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